TAKAO 599 MUSEUM

見る・知る / 遊ぶ・体験する

高尾山の標高を冠した
情報発信ミュージアム

土産物店や蕎麦処などが立ち並ぶ参道にほど近い、旧東京都高尾自然科学博物館跡地に、TAKAO 599 MUSEUMが2015年8月11日に開館しました。観光・学習・交流の3つのコンセプトを併せ持つこの施設は「高尾山にありそうでなかった」無料のミュージアムとして連日多くの来館者で賑わっています。

世界でも類を見ない高尾山の
豊かな生態系をユニークな方法で展示

一面ガラス張りの大きな建物に入ると、1階にあるのは高尾山に生息する動植物の展示や映像のコーナー。展示植物はひとつずつアクリルで封じ込めた樹脂標本で、その色鮮やかな植物たちはまるで美術品のよう。高尾山は古くから信仰の場であったこともあり、自然がそのままの状態で保たれてきました。展示植物は百数十種ですが、高尾山で見られる植物は約1600種、これはイギリス全土で自生する種類の数に匹敵するそうです。

羽ばたいている昆虫の一瞬の姿をとらえた昆虫標本も必見です。高尾山は箕面山(大阪)、貴船山(京都)とならび、数千種の昆虫が生息する三大昆虫生息地としても知られていますが、ここで初めて発見された昆虫がいることからも、いかに豊かな生態系をもった山かがよくわかります。

そしてミュージアムの目玉のひとつが、プロジェクションマッピング。四季の移り変わりを描いた迫力ある映像がムササビやイノシシなどの剥製を配した壁面にダイナミックに映し出されます。

高尾山で見られる可憐な野草たちの標本。花びらの細かいところまでよくわかる。

まるで生きているような昆虫の展示に驚く人も。展示されている昆虫は約200種

真正面から見ることはめったにないムササビの空中飛行は大迫力!

ブナの木を取り囲む動物たちの生き生きとした動きが楽しめる

登山前にも。登山後にも。
高尾山の魅力を再発見できる開放的空間

2階は市民ギャラリーになっていて、ワークショップや勉強会なども開催できそうな交流スペース。 ミュージアムの外に一面に広がるのは599GARDEN。緑の芝生の上でまったり寛いでもいいし、小石が敷き詰められたじゃぶじゃぶ池に歩き疲れた足を浸しても気持ち良さそう。
「ひと息ついてから帰りたい」、「もうちょっとおしゃべりしたい」……という方はぜひ599CAFEへどうぞ。多摩産材のテーブルと椅子が並ぶ温かな雰囲気の店内では、ドリンクやスイーツなども販売しています。また、599SHOPではミュージアム限定グッズを取り揃え、今後さらに魅力的なグッズを展開していくとのことです。
高尾山口駅から徒歩約4分という好立地なので、登山仲間との待ち合わせはもちろん、登山前にさくっと山の予習もよし。下山後に自分が見てきた動植物の名前を調べてもよし。初心者さんもリピーターさんも高尾山の魅力の再発見をしに出かけてみてはいかが。

TEL
042-665-6688
アクセス
高尾山口駅下車 徒歩約4分
施設には駐車(輪)場がありません。車、自転車などでお越しの方は、近隣の駐車(輪)場をご利用ください。
URL
www.takao599museum.jp/