高尾山口駅舎

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杉の香りが出迎える
高尾山の玄関口

1967年の開業以来、高尾山を訪れる人々を見守り続けてきた京王線高尾山口駅。およそ50年の歴史を経て2015年春にリニューアルしました。
駅舎は高尾山薬王院をイメージしたダイナミックな屋根が特長。
東京都指定天然記念物である「高尾山のスギ並木」にちなみ、内外装に杉材を多く使った和の空間。ホームには行燈(あんどん)風のやさしい照明、案内板には天狗を入れるなど、高尾山の表玄関ならではの演出が駅舎の随所に施されています。
駅には、『高尾山口観光案内所』(愛称:むささびハウス)も併設されています。年中無休でスタッフが常駐しており、営業時間は8:00~17:00(12月から3月までは16:00まで)。駅に着いてすぐ、高尾・八王子エリアのさまざまな観光情報を手に入れることができます。駅前にあるショップ『楓 Kaede』ではここでしか手に入らないおみやげやハイキングに必要なグッズなどもそろっています。また、駅前の憩いの広場は、登山前の待ち合わせや下山後のひと休みにも便利です。

設計は世界的に有名な建築家、隈研吾氏
和のデザインで高尾山の歴史を表現

設計を担当したのは世界的に有名な建築家、隈研吾氏。歌舞伎座やサントリー美術館、根津美術館などを手掛けた隈研吾氏の建築デザインコンセプトは、「環境と建築の一体化」「呼吸する建築」。
「薬王院は山岳信仰の聖地である高尾山の中心というべき場所。実際に訪れて強く感じたのは、薬王院の歴史・文化を継承し、この地域に流れていた時間を継承したい」という思いだったと隈研吾氏。
「大和張り」「羽目板張り」「小端立て張り」「千本格子」という多様な表情を持った木組みによって、高尾山の多様な魅力を表現しています。「各所に散りばめられた高尾山の歴史と文化を感じ欲しい」とのこと。隈研吾氏によるしなやかなデザインがここ、高尾山口駅に完成しました。