八王子芸者

見る・知る/遊ぶ・体験する

初めてのお座敷遊びは
八王子花街で!

江戸時代には甲州街道の宿場町として、大正から戦後間もなくまでは織物の街として栄えた八王子。その中町周辺には多摩地域で唯一の花街があり、最盛期にはおよそ200人以上の芸者衆がいたといいます。けれども、繊維業の衰退とともに芸者衆の仕事場である料亭は減り、その数も1980年から90年にかけてひと桁台に……。まさに風前の灯火だった八王子花街でしたが、古き良き伝統を守ろうと、芸者衆を中心にした再興プロジェクトを始動。ポスターやホームページで活動をアピールするなどし、現在では20名弱の芸者衆が活躍しています。また、有志により結成された「黒塀に楽しむ会」が風情を演出する柳の木の植樹運動を展開するなど、地域ぐるみの取り組みも行われています。

そんな八王子花街は、お客さんと芸者衆の距離がグッと近く、アットホームな雰囲気なのが特徴。芸者衆を呼ぶためのお花代もリーズナブルなのだそう。ただし、芸者衆を抱える置屋が数軒ある『八王子花街・黒塀通り』をいきなり訪れても芸者衆をお願いすることはできません。まずは、芸者衆の取り次ぎや送迎を行う昔ながらの見番(けんばん)で予約を。見番は、置屋から茶屋や料亭などに芸者衆を呼んでくれるだけでなく、予算に応じた遊び方の提案もしてくれるので、お座敷遊び初心者の強い味方になります。
気軽に芸者衆に出会いたいなら、イベントに足を運ぶのもひとつ。髙尾山薬王院で行われる『節分会』や毎年8月に行われる『八王子まつり』などでも、芸者衆たちの華麗な姿を見ることができます。また、学校やライブハウスなどでの活動も行っているそうです。

<問い合わせ・芸者派遣依頼など>

八王子三業組合(見番)
TEL
042-622-5191