TAKAOに着いたら、なにしよう。course01「お散歩の山、のち、ご馳走の山」10:54 A.M. 高尾山1号路→02:11 P.M. うかい鳥山

「仲良し母娘」、高尾山+αの旅

今回、TAKAOを行くのは仲のよい母と娘の2人。就職して忙しくなった娘が母との時間をゆっくり過ごそうと、子どものころによく行った高尾山への旅に母を誘う。初めてのお給料で母へのサプライズプレゼントも予定しているらしい。母と娘、おしゃべりしながらお散歩気分で高尾山へ、そしておいしいご馳走を母に…。さあ、TAKAOで"なに"できた?

9:45 A.M. 高尾山口駅〜かすみ台展望台

木の香りのする高尾山口駅からスタート。
らくらくお散歩はケーブルカーで決まり!

新宿から電車で1時間もしないうちに高尾山口駅に到着。ホームへ降りてみてビックリ。あれ!?駅の案内板や看板が木になっている! そうか、駅舎が新しくなったんだっけ。あちらこちらに木材が使われていて、なんだかいい香り。和風の照明もとってもモダン。「有名な建築家がデザインしたのかしら?」「オシャレになったよねー」なんて会話しながら小川沿いの道をケーブルカーの駅へと向かう。おみやげ屋さんが立ち並ぶ広場に出れば、乗り場はすぐそこ。
そして、乗り込んだ緑色の『あおば号』。うわっ! しっかり手すりにつかまっていないと滑ってしまいそう。日本一の急勾配を登っているところ、というアナウンスを聞いて納得。「新緑がキレイだねー」と言っているうちに、あっとういう間に高尾山駅。
駅の改札を出ると、どこからかおいしそうな匂いが。焼きたてホッカホカの『天狗焼』だ! 甘いもの好き母娘はさっそく飛びついてしまったのでした♪

10:32 A.M. 高尾山薬王院〜高尾山山頂

杉林をゆっくり歩く。
木々の芽吹きを感じながら薬王院、
そして山頂へ。

かすみ台展望台で新宿方面の絶景を眺めたら、ゆっくりと坂道を上っていく。『霊氣満山』という額のある門の先には、赤いぼんぼりと杉並木のステキな組み合わせが見える。え!これってぼんぼりって言わないの!? 母が言うには「灯籠」が正解。もう社会人なんだからもっと勉強しなくちゃ、ね。
しばらく行くと道が二手に。左手は石階段の『男坂』、右手はなだらかな坂道の『女坂』。小さいころは、はしゃいで男坂を駆け上がった記憶があるけれど、今日は女坂を選択。お散歩気分で無理せず行くことに。歩いていくうち、ひときわ巨大な杉が! これが子どものころに見た『天狗の腰掛杉』かなあ。

やがて、恐い顔をした四天王がにらみを利かせている大きな門に到着。看板によると頂上へは薬王院境内を通るみたいだから、お参りしながら向かうことに。まずは母の言うとおり、水屋で手をすすいでお清めをする。会社の先輩より怖い顔の仁王様がいる門の先には、大きなお堂。ここが本堂かな?とお参りしつつ、どんどん奥へ……。
その先にある真っ赤な鳥居をくぐると、さっきよりも色鮮やかな別のお堂が。そういえば、薬王院って仏教のお寺なのに鳥居があるんだ!? 神様と仏様が仲良く一緒にいるっていいことだよね。なかなか奥が深い!
ここまで来ると、山頂へと心が急ぐ。でも、せっかくの母娘の時間、おしゃべりしながらゆっくり進んでいこう。

11:08 A.M. 高尾山山頂〜大見晴園地

富士山を眺めながらひと休み。
新たな気づきがいろいろあるのが高尾山。

薬王院から先は木道を進み、木々の芽吹きパワーをもらいながらてくてく。ついに山頂へ到着〜!! とっても広々としていい気持ち。お天気が良ければ、富士山や江ノ島もきれいに見えるというけれど今日は薄曇りではっきりしない。ちょっと肩を落としていたら、「なせばなる、なさねばならぬ……」と唱え始めた母。目をこらして西をジーッと見ていると、なんと富士山のシルエットが見えた!……ような気がする!? 母娘揃ってこんなことで大喜び。
ホウキを手にしたかわいい『おそうじ小僧さん』も発見。小僧さんは、高尾山のゴミ持ち帰り運動のシンボルなんだとか。だから高尾山にはゴミ箱がないのね。ケーブルカーの清滝駅前広場にも『おそうじ小僧さん』が立っていると近くにいた人が話していたけど、さっきは気づかなかった。下山するときにはチェックしてみよう。
帰りは『男坂』をチョイス。人間の煩悩の数と同じ108段あるという石段を数えながら下りてみた。本当にピッタリ108段ありました!

1:28 P.M. うかい鳥山

小川のせせらぎを聞きながら、
旬の味に舌鼓!
ご馳走の後はやっぱりお散歩。

向かうのは、母がずっと行きたがっていた『うかい鳥山』。予約しているのを知らなかった母は、感激して高尾山口駅からの送迎バスの中で大はしゃぎ。そして、到着して「なんて広いのー!」とさらに感激。敷地内には茅葺き屋根の建物や古民家が立ち並んでいて、古き良き時代の日本にタイムスリップしたかのよう。
小道をたどってお部屋へ向かう途中、炭火でお魚を焼いている小屋を発見! 料理人さんによると5月中旬から8月いっぱいだけは鮎が食べられるんだって。
通されたお部屋は、目の前に池が広がる離れ座敷。お料理は、お薦めの『鶏炭火焼と佐久間鯉の洗いコース』を注文。食べたかった鮎の塩焼きも登場。もちろん、メインのうかい鶏の炭火焼きも絶品!
食後は庭園をお散歩することに。母は珍しい花を見つけたり、細い流れ沿いでワサビを見つけたりして写真をパシャパシャ。奥にある『山野草園』は春の水芭蕉が有名で、初夏にはホタル狩り、秋には紅葉狩りもできるんだって。 戻る途中、東屋でひと休み。なかには湯気のあがるそば茶のお釜、近くには高尾の名水が溢れる手水鉢。そこで母からふいに「今日はありがとう」の言葉。初めてのお給料を奮発してよかった!

お散歩にご馳走に、たっぷり満喫した欲張りな日帰り旅もそろそろおしまい。心地よい疲れの中、電車に揺られていたら何だか眠くなってきた……。おしゃべりはまた今度にして、新宿まで母娘ともどもおやすみタイム。楽しくておいしかったTAKAO、次は家族みんなで来たいな。

今回のおすすめコース

お散歩にご馳走にと、母娘で過ごしたTAKAOの1日。それでは、母娘がたどった今回のコースをご紹介しましょう。