TAKAOに着いたら、なにしよう。07course「山ガール、のち、温泉がある。」07course「山ガール、のち、温泉がある。」10:29 A.M. 陣馬山 →5:36 P.M. 高尾山口駅となりの温泉

陣馬山で春を先取り。旅のシメは温泉でゆったり気分。今回、TAKAOを行くのは、高尾山の常連でもある山ガールの2人。ひと足早い春を楽しみに、3月の陣馬山へ。帰りは、高尾山口駅のとなりの温泉で、登山の疲れをじっくり癒やしながらTAKAOを満喫。
さあ、TAKAOで“なに”できた?

今回、TAKAOを行くのは仲良し女子大生2人組。気持ちのよい緑豊かな初夏の高尾山へGO! 渓谷を『飛び石』伝いに登って頂上を目指し、『願い石』があるお目当ての薬王院へ。ご利益があるという石に、それぞれの想いをしたためて……。さあ、TAKAOで“なに”できた?

8:12 A.M. 高尾駅北口〜陣馬山山頂

“奥高尾プチ縦走”にチャレンジの山ガール、まず目指すのは“白い馬”!

“とにかく山が大好き!”という共通点から親しくなった私たち。高尾山には何度登ったかわからないほどの常連(笑)。今回は、高尾山を超えて陣馬山から、景信山、小仏峠をめぐる“奥高尾プチ縦走”で一足早い春を探しに行くことに。高尾山の登山に比べると少しハードだけれど、その分、帰りに高尾山口駅のとなりの温泉施設でたっぷり疲れを癒やそうという計画。すっごく楽しみ!

出発地点は、高尾駅。いつもは新宿から高尾山口行きの電車で終点まで行くけれど、今回は1つ手前の高尾駅で降りて、ここから陣馬高原下行きのバスに乗って終点まで40分弱。なんとも味わいのあるバス停前の休憩所をあとにして、いざ出陣! 陣馬街道の舗装路から、『陣馬山新ハイキングコース』へ。実はここ、ハイキングコースとは名ばかりでれっきとした登山道。足下は木の根っこだらけで、なかなかの勾配! でも、私たちはなにせ“山ガール”(笑)。1時間半くらいで頂上までたどり着けるはず。足下に咲く小さな花々に春のパワーをもらいながら一歩一歩前進していくうちに気付いた! やっぱり真冬に比べて何かが違う……そう、春の匂いがする! カラダ全体で自然を感じられるのが山の魅力だよね。

「頂上はもう近いはずだよね?」
「見えたー! 馬!」
そう、それは陣馬山山頂のシンボル、白い馬の像。やりました! 山頂に到着!

11:23 A.M. 陣馬山山頂〜明王峠

陣馬山の山頂は360度の大パノラマ!
“鳥の道”で春を感じて……

陣馬山の山頂は、360度の大パノラマが楽しめるのが魅力。富士山はもちろん、丹沢や秩父の山々が望め、江ノ島、筑波山、アルプスや日光まで、関東を一望できるんだからスゴイ!
「前に来たときは曇ってたもんね」
「今日はこんな眺めが見られてうれしいね♪」
と、2人で山頂をまわりながら景色を堪能! 開放感をたっぷり味わってから、景信山に向けて再スタート。山頂を下って少ししたところにある、「明王峠・景信山」の標識に従って縦走ルートへ。ここは、首都圏を一周する自然歩道「関東ふれあいの道」のうち「鳥の道」にあたるコースらしい。鳥のさえずりに耳を澄ませながら、ところどころにある道標をたどって尾根道を進んでいくのが楽しい。膨らんだ新芽にやっぱり春の訪れを感じるなあ。

途中の明王峠では、峠の名前の由来にもなった不動明王様に手を合わせてご挨拶。高尾の駅前で買ってきたドーナツとポットのお茶で一休み。このドーナツ、もちもちフワフワで素朴なお味。うん、これはおいしい!。
その先は、多少のアップダウンはなんのその!といった具合で、グングン行く2人。
「相模湖からの分岐もあるんだね!」
「そのときの気分しだいで下山ルートがいくつもあるのは安心だよね♪」
といかにも山ガールらしい(?)会話をしながら歩いたものの、その歩きっぷりは“ガール”というより“ボーイ”にように勇ましかったかも!?

1:36 P.M. 景信山山頂〜小仏峠

景信山から城山へ。
プチ縦走の締めくくりはカワイイ狸!

最後の階段を登り切り、ついに景信山の山頂に到着! ここは初めて来た場所だから、2人とも大興奮。見晴らしは陣馬山の山頂に負けるかもしれないけれど、眼下の相模湖、富士山や丹沢の山々の眺めは格別。
そして、ここでお待ちかねのお昼ご飯タイム! 本日のメニューは、朝握ってきた手づくりのおにぎりと、『景信茶屋』特製の山菜天ぷら。天ぷらは想像以上にボリュームがあって、揚げたてサクサクの食感もサイコー! 程良い苦みに旬の味わいを感じるワ~! 近くには、手持ちの鍋とガスストーブでラーメンを作っているグループも発見!
「山頂で食べるラーメンっておいしそう~」
「チーズフォンデュっていうのもありじゃない?」
うん、次回は“プチ縦走”に山頂でのお料理をプラスしてもいいかも♪

お腹も満たされたところで、今度は城山を目指して出発。小仏峠と通り過ぎて、無事、城山の山頂に到着。ここからの景色も素晴らしい。いろんな角度から相模湖を見られたのが嬉しかった~! なにより、1日で3つの山頂からの眺めを味わえたことが、すごくお得な気分。

城山の山頂をあとにし、さっき通り過ぎた小仏峠に戻ってから下山。小仏峠では、お出迎えしてくれたカワイイ狸としっかり記念撮影!

3:56 P.M. 小仏峠〜京王高尾山温泉 / 極楽湯

高尾山のふもとで温泉へザブーン!
疲れを癒やして踏破の祝杯♪

小仏峠からは、バスで温泉施設のある高尾山口駅へ。その道のり、30分弱。乗ったのは、梅の花色のようなピンクに、天狗やもみじのイラストが描かれてるかわいいバス!
「こういうの、なんか気分があがるよね~!」
なんて話しているうちにもう終点。さっそく、駅から直結した竹のあしらいがキレイな連絡通路を通って『京王高尾山温泉 / 極楽湯』へ直行! せっかく空気の良いところに来ているのだからと、2人で露天風呂を中心に攻めてみることにしました!
私が気に入ったのは露天炭酸石張り風呂。血行促進に効くとかで、疲れた足がほぐれる感覚を実感。友人は、自然の情景をたっぷり味わえる露天岩風呂の“ぬる湯”と“あつ湯”に加え、屋内の水風呂のローテーションで超ご機嫌。おかげで、すごく疲れが取れたって。
2人とも大絶賛だったのが、初めて体験した座り湯! 背中から腰にかけてゆっくり流れるお湯が心地いいし、屋外の開放感もあいまって、ずーっと座っていたくなる心地良さ。
「お風呂から出たくなくなっちゃうね」
「じゃあ、そろそろプチ縦走踏破の祝杯でもあげよっか?」
と座り湯に別れを告げ、館内のお食事処へ。まずはビールで乾杯してから、麦とろ牛たん御膳を注文。高尾山といえばとろろだもんね♪

ここから先、祝杯の宴がどのくらい続いたかはさて置き……。帰りの電車ではうれしい驚きが。ホームに入ってきたのは、きれいなグリーンに山の絵が描かれたラッピング電車!
「高尾山、何度も来てるのにいつも新たな発見があるよね」
「温泉も初めてだったしね。また別のルートも踏破したいね」
……と、TAKAOは何度来ても飽きないスポットだとうなずき合った2人なのでした。

今回のおすすめコース

“高尾プチ縦走”で春を先取りした2人。それでは、今回のコースをご紹介しましょう。